保育士が取得しておくとスキルアップにつながる資格⑦

病児保育に関する資格
病児保育とは、
就学前の子どもは抵抗力が弱く体調を崩しやすいです。そうなると、普段通っている保育園・幼稚園には通えません。しかし、仕事を休めない場合や兄弟がいると子どもたちが順番に体調不良になることもあり、そうなると連続して休みを取らなくてはならず、対応が難しいこともあります。そんな時に利用するのが病児保育です。体調不良の子を専門で預かる施設や、自宅へ訪問し保育を行うものもあります。(有名な漫画に【37.5℃の涙】がありますね。ドラマ化もしたので知っている人も多いかと思います。)
病児保育を行う方を病児保育士と呼ぶため、保育士や看護師でも病児保育をしていれば病児保育士となります。病児保育士となるための特別な国家資格は存在しませんが、施設型の場合は基本的に、保育士か看護師の資格を持っている必要があります。
病児保育士には国家資格は存在しませんが、民間の資格が存在します。
認定病児保育スペシャリスト
認定病児保育スペシャリストは、【日本病児保育協会】が認定している資格です。日本病児保育協会が実施している講習・実習を行い、試験に合格することで認定されます。高校を卒業している18歳以上の方で、所定の講習・実技を受講していれば受験資格を得ることができます。なので、これから保育士・看護師等になろうとしている人でも取得することができます。
認定病児保育専門士
認定病児保育専門士は、【全国病児保育協議会】が認定している資格です。資格認定研修に参加後、課題レポートの提出・面接等をクリアして認定を受けることができます。受験資格は、協議会に加盟している施設での実務経験・施設長からの推薦状・認定講座の受講等厳しい受験資格が必要となります。認定病児保育スペシャリストとは違い、すでに病児保育をしている方向けの資格となります。
医療保育専門士
医療保育専門士は、【日本保育医療学会】が資格認定している資格です。病児保育というよりは、病院に入院している子どもたちを保育する「病棟保育士・医療保育士」向けの資格です。こちらの資格も、保育士資格の保有・病児保育の実務経験・日本医療学会正会員の会員歴などが必要なため、病児保育士としての経験を活かしたい人向けの資格となります。
このように病児保育に関わる資格は多数あります。認定病児保育スペシャリストは誰でも受験できるため、興味がある方はぜひ資格取得を目指してみてください!
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